ココナッツシュガーはGI値35
血糖値があがりにくい低GI食品

ココナッツシュガーはGI値35

ココナッツシュガーは甘味料の中では血糖値があがりにくい低GI食品として注目されております。
一般的なグラニュー糖や上白糖はGI値はおよそ100以上、はちみつやメープルシロップはおよそ70以上と高いGI値と言われております。そんな中、ココナッツシュガーはGI値はおよそ35で、大豆と同様に低GI食品に分類されております。又、数少ない低GI甘味料となっております。
※一般的に55以下が低GI食品とされております。

GI値の比較(概算値)
上白糖109
グラニュー糖110
粉砂糖109
氷砂糖110
三温糖108
黒砂糖99
蜂蜜88
ココナッツシュガー35

GI値とは
※GI値とは炭水化物50gを食べた際の血糖値上昇の度合いをブドウ糖を100とした場合の相対値の事です。数値が高い程、血糖値が上がりやすいとされてます。数値化することで、それぞれの健康状態にあった食品を選ぶ目安となり、特に血糖値を気にしている人はとても重要な判断基準となります。

甘いのになぜGI値が低いのでしょうか?

くだものに多く含まれている甘み成分の「果糖」が多い為なのです。同じ甘み成分でも「果糖」と「ブドウ糖」は、体の中では異なった働きをするのです。
「果糖」そのもののGI値はなんと20前後。「ブドウ糖」の100と比べると、血糖値はほとんど上昇させず、インスリンの分泌もほとんど促さないと言われています。その為、「ブドウ糖」に比べ「果糖」が多く含まれる食品はGI値が低くなる傾向があります。
ココナッツシュガーの甘み成分はくだものと同様に「果糖」が多く含まれています。りんごや梨、オレンジなどの甘みの少なめのくだものと同レベルの低GIとなっております。

※しかし果糖の取り過ぎは逆に太りやすい性質があり生活習慣病を引き起す可能性もあります。